一人称であった原作を生かして主人公の視点で物語が進んでいくという実験精神は買うけれど、実際に見てみると一風変わった演出以上に結実せず変な作品止まりになってしまっているのが残念。
肝心の主人公フィリ…
私立探偵フィリップ・マーロウの視点(主観ショット)のモノクロ映画。
原作はチャンドラーの同名小説、既読。
試みは画期的だったと思うけれど、あまり面白みを感じず……。
マーロウがしゃべるしゃべる…
有名な主観カメラ映画。やっと見た。
映画としては失敗だったかもしれないけど、実験結果はめちゃめちゃ面白かった。殺人現場、カーチェイス、真犯人登場などのサスペンスなシーンはすんごい効果を発揮してる。
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"一人称視点での推理劇"
1947年公開の本作は、レイモンド・チャンドラーによる私立探偵マーロウシリーズを原作としたミステリー。原作がマーロウの語りで構成されているため、それを再現するためにマー…
このレビューはネタバレを含みます
原題:Lady in the Lake
観る人が、マーロウが見たままを追体験できるよう全編「一人称視点」で撮影されている。
鏡を使ってマーロウの姿を見せるのもナイス👍カメラの位置も絶妙(*’ω’ノ…
三宅隆太氏が以前「怪物の主観ショットはあるけど幽霊の主観ショットはない」という話をしていたが、その理由がなんとなくわかる。
カメラという目そのものに心理を与えてしまうとそこに映画が吸い込まれて、被写…
映画文脈でもゲーム文脈でもPOVの話になるとすごい出てくる作品だから観てみたんだけど、この時代にこれをやった試みは面白いけど、わざわざ主人公視点にする理由が特になくて、絵面があんま変わらないという意…
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