容疑者が犯行を認めている簡単かと思われた事件の裁判を任された久利生検事。
しかしその裁判に豪腕弁護士・蒲生一臣が立ちはだかる。
その裏には大物代議士・花岡練三郎の影が…。
"木村拓哉主演による大ヒットドラマの劇場版。
そういえばレビューしてなかったと思い出し、10年ぶりに再鑑賞。
『HERO』はキャスティングもいいし、 内容も良くできてる。
タモリさんの演技が光ってた。
イ・ビョンホンの日本語も見逃せない。
面白い。
『HERO』の面白さは、「勧善懲悪」と「個性派キャスト陣」にあると思います。
久々に聞いた『あるよ。』がやっぱり好きw
ストーリーは主人公が担当する事件が進むにつれ大きな事件と繋がっていくといういつものパターンで、新鮮さは無いが安心して見ていられるというもの。
社会的に見て小さな仕事でも大きな仕事でも、真実をつかむ大切さは同じ。
決してバカにしてはいけません。
という当たり前のことを気づかせてくれるドラマ。
とりあえずこの映画のキムタクは最高にカッコイイですね。
ドラマのままのメンバーで出来てますのでチームワークも完璧。
1つの事件にみんなで取り組むっていう感じ、やっぱり好きです。
無論こんな検事も、あそこまで個性豊かな同僚も存在しえませんが…。
あ、公務員が6年間も異動しないわけねーだろ!は言わないお約束。
ただ映画としてみると120分だからテレビ放送の2本ぶん楽しめるかというとそんな事はなく、スペシャル版+α的な内容の薄さがけっこう気になる。
それと韓国などの公開も意識したのか、なにかにつけ台詞に「韓国」が出てくるのはちょっとやり過ぎって感じ。
しかし、どんな事件にも全力投球する久利生公平の姿には見習わなくてはならない部分も多いと感じる人もきっといるはず。
また世間一般で当たり前のように報じられている殺人事件なども、この映画を観てからは違った面で捉えられると思います。
基本的にドラマを観てなくても楽しめるとは思うが、ちょっとワケワカな部分もあるのかなぁ。
もったいない。
ちなみに劇場版2作目はレビュー済です。