ユミコ

ダークマンのユミコのネタバレレビュー・内容・結末

ダークマン(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

若かりし頃のリーアム兄さん。シンドラー以前ですね。この頃もまたカッコイイ!
ライミ監督の、スパイダーマンよりずっと以前の作品で、この時代の割に昔の特撮感(スパイダーマンには無い)ありました。そして はらわた感も。スパイダーマンと はらわたの間の時期の作だけあって、両方の要素が終始チラついてました。いえ、かなり見えました。
人工皮膚の研究をしていたリーアム兄さんが、理不尽にも突然ギャングに大切なものを殆ど奪われ、研究所も爆破されてしまう… 。兄さんは皮肉にも(自身が研究していた)皮膚が焼け爛れ 肉も歯も剥き出しで、二目と見れないゾンビーな顔に… でも研究を続けていた人工皮膚を、腐りゆく自身の顔に被せ、限られた短い時間ではあったけれど復讐、そして恋人に再び会うために走り出す。しかし人工皮膚は少しの時間しか保たないから、すぐまた元の醜いゾンビ顔に戻ってしまう… 復讐だけならそれで良くても、恋人にはもう受け入れてもらえないことはわかっていた。
リーアム兄さんは何一つ悪くないのに、こんな悲しい状況となってしまった。兄さんは復讐心漲る時以外は とても悲しい目をしていて、ラストの一言も含めて、ダークマンにならざるを得なかった兄さんがただただ悲愴で、兄さんの、怒りよりも強烈な悲しみが伝わるのでした… 。