はんそく負け

ロゼッタのはんそく負けのレビュー・感想・評価

ロゼッタ(1999年製作の映画)
3.0
主人公が受ける音の暴力描写は上手いと思う。その上でのラストは確かに希望を持たせてくれる側面もあるが、しかしそれは結局当人間での解決でしかない。つまり音の暴力を一緒に受けて、一緒に胃をキリキリさせてた僕たちに対しては特にフォローがなされてなくない?と思ってしまう。じゃあどうしろって言われれば困るし、自分勝手な感想だとも思うけど、置いてけぼりにされた感覚がどうにも好きになれなかった。