先日3月6日が『ビッグ・リボウスキ』20周年だったらしく再鑑賞
ベスト2に据えてる通り、もう好きで好きで好きで好きで堪らないんです
私が死んだら一緒に棺桶に円盤入れて欲しい
すごい間抜けな映画になってるんですが、そこはコーエン兄弟の緻密な計算で成り立ってると言いますか、もう芸術ですね
観終わる頃には生きるっていいなあ、と
気楽に生きてるように見えてもやはり裏では辛いこともたくさんあるわけで、でもそれに耐えながら「人生は続いていくのさ」とその日その日を生きるハードボイルドなデュードの姿に励まされる
ラストカットの「デュードは耐え抜く」という台詞もなかなか響きますねえ
シュールなギャグセンスも完全にツボで観ながら笑いが止まらない
The Man in Meもほんとに好き
コーエン兄弟曰く、小説家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド文学を映画で表現したんだとか
R･チャンドラーのマーロウシリーズは私も愛読してましたが、主人公の関係無いところで事件が二転三転しながらそれに振り回されるのってハードボイルドの典型ですよね
辛い時悲しい時落ち込んだ時、私はこの映画を観てデトックスします
これを観て、寝て、そんで朝起きたら前向きにまた頑張っていこう
明日を頑張ろうと思える最高な映画です
ああ本当に好き……
"You can’t be worried about that shit. Life goes on, man."
