かや

危険な情事のかやのレビュー・感想・評価

危険な情事(1987年製作の映画)
3.6
男はただの一夜の遊びだった。しかし女はそれを運命だと感じた。

妻と娘がいる弁護士のダンはパーティーで出会ったアレックスと知り合い、肉体関係に落ちる。ダンはただの遊びだと思っていたのだが、アレックスはダンにつきまとうようになる。

いわゆるサイコスリラーです。
女怖っ(´д`|||)型映画(なにそれ)です。
「エスター」「氷の微笑」「ゆりかごを揺らす手」「パッション」とかがそれにあたります。

なによりアレックス役グレンクローズの狂気に満ちた表情や行動が怖い。
それに反してダン役のマイケルダグラス、ダンの妻役アンアーチャーが基本的に冷静で落ち着いた感じだから、余計に狂気が引き立つ。

加えてカメラワーク、見せ方がゾクッとさせる演出も上手い。
よく見る演出ではあるが、ドキドキさせておいて最初はあえてなにも起きないすかし感もしっかりある。
コール音が鳴る電話に徐々に寄ってく見せ方だけでも、不穏な空気を感じ取れる。

そして影と光の使い方が素晴らしい。
影と言えばヒッチコックだが、本作の監督エイドリアンラインも上手い。
ちょっと暗すぎると感じるくらい多用していた。

話の内容そのものがドロドロしているので、もともとこういうのが嫌いな人はやめたほうがいいでしょう。

男が悪いのは分かってるんだけどさ、自分のことが好きじゃないどころか、嫌ってる男を追いかける女とか怖すぎる…
こういうの見ると異性と関わるの怖くなるよね笑


ちょっと間延びしている気もしますが、その間も次になにかが起こるまでの潜伏期間とでも思えば怖く感じます。
サイコスリラー好き、女怖っ(´д`|||)型映画好きの方にはオススメです!

軽はずみな行動は危険な情事に繋がる恐れがあります。お気をつけください。