てっちゃん

危険な情事のてっちゃんのレビュー・感想・評価

危険な情事(1987年製作の映画)
3.6
元祖メンヘラ作品であって、グレンクローズさん恐怖作品でもあり、マイケルダグラスさん都合良き男だな作品である。

話の内容は、マイケルダグラスさん演じる家族持ち主人公が、ワンナイトラブでグレンクローズさん演じる女性と関係を持って、そこからどっぷり浸かっていくけど、段々と面倒やわ、ってなって、そこからグレンクローズさん演じる女性が実はとんでもないサイコメンヘラさんだった!
って感じの内容。

終盤に向かっての感じは、ただただ恐怖でがくぶるもの。
さらに、グレンクローズさんが不死身なんかしら?ってくらいの強靭な肉体と、野獣さながらの俊敏性を持っているので、途中からこれニンゲンですよね、、って、ぽかんとしながらみてしまった。

本作の唯一の癒しであるクインシー。
かわいいし、お利口。
車に飛び乗るところとか微笑んでしまう。

それにしても強烈な役者さんの演技合戦。
すごい熱量と狂気と傲慢さで魅了していきます。

奥さんと子供が1番の被害者であり、実に不憫。

今でこそ、こういう作品よくあるけど、それをこの時代にやってしまうあたり、ニンゲンは成長しないものよ。
てっちゃん

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