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危険な情事のjnkのレビュー・感想・評価

危険な情事(1987年製作の映画)
3.6
うっかりセックスしてしまった女子が思ったよりメンヘラビッチだった!
メンヘラビッチというと蔑称っぽいけど映画の中ではおっぱい見れるし暴れたら暴れるだけ面白いという人気属性であり、メンはヘラってればヘラってるほど良い。
テレビシリーズの「ダメージ」で鬼畜弁護士をやっていたグレンクローズさんも若かりし頃はこんなに頑張っていたのかという謎の感動もあった。

ヤバい人間というのはいるのだからどこかで気付くべきなのだけど、ターニングポイントにはことごとく性欲というトラップが仕掛けられていて深みにはまる。
会って間も無く「エレベーターでしたことある?」なんて言ってくるなんて明らかにヤバいのに負ける。
それであの賢者タイムでのあっさりぶりとか笑うし、あの態度はメンが著しくヘラってくる引き金にもなる。
別に男でも女でもやらかすときはやらかすし、この手の不倫話に男女の差をどうこうするのもあれだけど、この映画は男は入れるだけ、女は入られるという理屈が描かれてて良いと思った。

お互い遊びのつもりでも立場によって遊びとは何かって変わってくるし、そもそも生殖行為に遊びも真面目もないのに人間はそこに理由求めたりするからそりゃ揉めるわ。そりゃ包丁も出てくるし顔もイカれるわ。
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