MiYA

ジャガーノートのMiYAのレビュー・感想・評価

ジャガーノート(1974年製作の映画)
4.4
あらゆる模倣を生んだ「時限爆弾スリラー」の元祖として有名な作品だそうです。

時限爆弾の解体シーンのスリルと緊張感が素晴らしく、ニッパーでワイヤーを切るパチンパチンという音がなんともいえない緊張感です。印象的だったのは、船が揺れてリチャード・ハリスがずっこけたときに彼の部下が失敗して爆死してしまうシーン。こういうディテール、好きですね。そして最後は有名な「赤か、青か」の心理戦。素晴らしいなぁ。

主演のリチャード・ハリスがまた渋くて良いのです。プロフェッショナルとしての真剣勝負に挑みながらも、そんな状況でもユーモアを忘れない洒落っ気がいいのだな。Faron is a champion♪ 

なにげにレクター博士以前のアンソニー・ホプキンスを初めて見ました。普通に真面目な刑事の役ですが、いやー、若い。

船内シーンで余分なシークエンスが多いこと、犯行の動機が弱いことなどの多少の粗は目をつむりましょう。古典の風格あふれる秀作。