田所Hancock

三十九夜の田所Hancockのレビュー・感想・評価

三十九夜(1935年製作の映画)
5.0
あの名作を初鑑賞シリーズ第2段
1935「三十九夜」
・制作国 イギリス
・ジャンル サスペンス
サイコ、鳥などのアルフレッド・ヒッチコック監督作品
流石ヒッチコックと言いたくなる作品でした。
あらすじ⚠ネタバレに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが全くネタバレではございません映画を見れば分かります!!
外交官のリチャード・ハネイはロンドンのミュージックホールで出し物を楽しんでいた。舞台上ではどんな事も記憶してしまうミスター・メモリーという男が観客の質問に答える芸を披露していた。その時劇場内に突然銃声が鳴り響く
混乱する劇場を出る際、ハネイはアナベラという女性に一緒にいて欲しいと頼まれる。アナベラはハネイのマンションで、自分がスパイであり、イギリスの国防上の重要機密を巡って他のスパイ組織に命を狙われていると打ち明ける。
真夜中、アナベラは何者かに背中を刺されて殺される。機密が国外に漏れるのを防ぐため、スコットランドにいる男に会って決着をつけると言っていたアナベラの意志を引き継ぎ、ハネイはスコットランド行きの列車に乗る。
といった感じのストーリーなのですが巻き込まれ型の元祖、金字塔的存在の作品です。
劇中は自分がこの事件に巻き込まれたらどうしようかと必死に考えながら見ていました(笑)
劇中は怒り、恐怖、ハラハラドキドキ感を味わえます。ヒッチコック監督らしい個性的で独特なカメラワークなども劇中にありました。その独特のカメラワークが見ていてとても心地よい
これぞ名人芸!!しかも本当にこの映画には無駄がない88分に凄く上手く収まっている。
あと途中出てくるホテルのおばさんが優しすぎる😭おばさんをこんなに好きになったのは初めて(笑)
近い内にもう一度見たいです。
田所Hancock

田所Hancock