あさの

幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬のあさののレビュー・感想・評価

4.5
背景となっている幕末の基礎知識や人物相関などを知っていないと登場人物が何をしているのかほとんどわからないので、映画としては破綻しているかも知れません…が、とにかく情熱が爆発してしている作品です。
面白いのは、志士たちのものだけでなく、この映画に集まった奇跡的なキャストやスタッフ達のパワーが画面から伝わってくるところ。
たとえそれが空回ったものであっても、確かにこの映画には何人もの若者の魂が焼き付けられている、そんな気がします。
菊池桃子さん以外の登場人物がほぼ全員むさ苦しいので、そこは気をつけて観ていただきたい。
「お~い!竜馬」が好きな人にはもちろんオススメです。
あさの

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