B級、と思いきや、主演2名のギャラだけで街が一つ作れるかもしれないほどのA級感。巨匠スピルバーグと名作JPへの敬意は表しつつ「ウチの恐竜は毛生えててモフモフなんで」っていう時点で、二番煎じにはしないという製作側のこだわりを感じる。(多分)
もともと別の、よりモヤるラストが用意されていたそうだが、そんな結末はちいかわに任せておけばいい。現実の厳しさを忘れさせてくれる娯楽映画を量産していた、1980年代のアメリカへの懐古!SFにおける細かい事実考証は置いといて「そういうもん」として全力で振り切るパワープレイが好き。一方で、非常事態でも間抜けなものを見ると笑っちゃたり、パニック状態になると冷静さを欠いてついつい危険な行動に出ちゃったりする、そういう人間らしさも妙にリアルに表れてて好きだ。
設定をくどくど喋ったりはせず、顛末をナレーションで加えたりもしない。でもただ見ているだけで人間関係や背景はスルッと理解させる。過不足なくまとまって100分。わたくし観終わって一夜明けましたが、まだ少し興奮しております!