片腕ファルコン

唐山大地震の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

唐山大地震(2010年製作の映画)
3.0
本当は2011年の3月に公開予定されていた曰くつき映画。(奇しくも3.11のあの日がこの映画の試写会日だったという)本来は大々的にやるはずだったろうに…無念の映画とも言えるでしょう。

なので、内容についてよほど3.11に近しい臨場感があるのだろう構えていたが…実はそんなに感じなかった(もちろん私自身も東京にいたので間近の恐怖は体験してないのですが..)気のせいかもしれないが中国が今ここまで迫力&スタイリッシュな映像が撮れるんだぞというドヤ感を感じてしまったんです。気のせいだと思いますけど。。

個人的には『インポッシブル』や『ヒア アフター』の方が津波が盛り込まれてるのでフラッシュバックされます。今年のロック様『カリフォルニア・ダウン』は論外。

で、瓦礫に埋まった双子の姉弟をどちらか1人を助けなければならないという究極の選択を母は迫られます。その選択を選ばれなかった方も聞いてなければならないという…
(ここって何でアッチを選んだんでしょう?何か明確な理由ありましたっけ??)

それから32年も時を越えて様々な人生を歩みながらお互いの後悔と失望の念を抱き続けていきます。

クライマックスは感動の再会で締めくくるのですが…あくまで客観的な意見ですがどうも引っかかる事があるのです。。

何で片方だけが謝ってるのかな…って。。
一応、語らずともアイテムなどで補填してる感じもありますけど、どうも腑に落ちない。。

とりあえず骨太ヒューマンドラマであった事は間違いありません。
いつか日本でもこんな映画が誕生するんでしょう。安っぽい映画や綺麗事だけの映画は嫌ですが風化させないためにも是非作った方が良いと思います。。