ひろ

唐山大地震のひろのレビュー・感想・評価

唐山大地震(2010年製作の映画)
4.5
1976年に24万人の死者を出した唐山大地震を題材に地震によってバラバラになった家族の32年間の軌跡を描いた作品

瓦礫の下に挟まれた双子の姉弟のどちらか1人だけしか助けられないという苦渋の選択を迫られた母親の苦しみは計り知れないものだと思う

瓦礫の下で母親が自分ではなく弟を選んだ母親の「弟を…」という声を聞いてしまった姉が悲しそうな表情で涙を流しながら「お母さん」と言うシーンに涙した

ドンが育ての父に「地震の時弟と生き埋めに、救えるのは1人、母は「弟を…」とそれがまだ耳に残ってる、お父さん、忘れた訳じゃない忘れられないの」と打ち明けるシーンで涙が溢れてきた
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