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グリーン・カードのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

グリーン・カード(1990年製作の映画)
3.8
グリーン・カードを得るため形だけの結婚をしたフランス人男性とアメリカ人女性が、いつしか恋に落ちていく、ロマンティック・コメディ。
製作・監督・脚本は「刑事ジョン・ブック/目撃者」のピーター・ウィアー。
音楽はハンス・ジマー。
原題:Green Card 

ニューヨーク、
フランスからやってきたジョージ(ジェラール・ドパルデュー)は外国人永住許可証(グリーン・カード)を得るために、
園芸家のブロンティ(アンディ・マクダウェル)はグリーン・ハウス(温室のあるアパートメント、独身者は入居できない)に住むために偽装結婚をする。
ところがINS(入国管理局)の調査員に怪しまれ、本格的な面接調査を受けることに。
昨日まで見ず知らずの二人は、嫌々ながら同居し、お互いの趣味や生い立ちを暗記したり、ニセ写真を撮ったり、ニセ手紙を書いたりして、面接に備えるが……

「嘘が多くて、真実が分からない。
直感を信じればいい」

ジェラール・ドパルデューが一見がさつだが、実は繊細な優しさを持つ男をチャーミングに、対するアンディ・マクダウェルも透明感のある女性を魅力的に演じている。
共演者では、ブロンティの友だちローレンを演じる ビビ・ニューワースが抜群のコメディ・センスを見せる。
他に、ブロンティの恋人フィル役グレッグ・エデルマン、ブロンティの母親役の ロイス・スミス、父親役の コンラッド・マクラレン)、アパートのおばあさん役のジェシー・ケオジャンなどが脇を固める。
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