のす

お引越しののすのレビュー・感想・評価

お引越し(1993年製作の映画)
4.1
母と父の別居から始まる物語。どこかジブリ感が漂う田畑智子が巻き起こす様々な出来事。自分勝手な両親たち、少女の葛藤と成長の描写がとても上手い。後半からは特に映像を通して少女の心の内を明らかにして行くのが素晴らしい。若干うさんくさ父ちゃんは髭+日焼けした中井貴一。桜田淳子演じる凄みのある母がリアルで良かった。気まずい食卓の三角テーブルと少年の作文の続きが気になりすぎる。
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