ピロシキ

アン・リー/はじまりの物語のピロシキのレビュー・感想・評価

3.5
アン・リーといわれたらオジサン元気かな、久しぶりにグリーン・デスティニー観たくなるわとかって的外れなこと言いそうになった。シェーカー教団の指導者アン・リー、存じ上げなかった。アマンダ・サイフリッドはかつての「マンマ・ミーア」を経て圧倒的「マザー」として君臨しており、ブレない歌唱力とブレまくる身体をもとに熱演をかます。

Girl、Woman、そしてMotherと章が移り、ブレない信念によって信者を増やしていく経緯が語られるなかで、彼女自身が産んだ4人の子どもは全員が一歳を待たずに亡くなり、肉欲を禁じる思想に堪えられなくなった夫は彼女の元を去る。そして、迫害は激化していく。視覚的にもなかなか悲惨で見ていてドギツい感情になったが、辛苦を乗り越えるたびに強くなる姉弟の絆は、物語における救済だったといえるか。

脚本も音楽も『ブルータリスト』の判を押されたようなこの作風、エエヤン...とか思った。2時間ちょっとで終わってくれるだけで良心的やん(麻痺

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