このレビューはネタバレを含みます
1993年カンヌ映画祭「ある視点」部門招待上映。
始めて鑑賞しました、題名のお引越しは、住居を替えるのではなくて、子供から、少し大人になった女性の心のお引越しなのですね。
主人公のレンコは、…
話は、幼き主人公にとって「生活の破壊」でしかなかった両親の離婚を、「親の都合」して認識していく過程である。同時に母親も離婚が「親の都合」でしかないことに気づいていく。残酷でリアルな家族の成長物語であ…
>>続きを読む離婚した両親の狭間で成長する少女の話。主題はそこなんだけど、まずこの映画から漂う夏の匂いにやられた。なかなか終わらない梅雨の匂いと、あの時きっと嗅いだ実験室のアルコールランプの匂いと、爆発を予感させ…
>>続きを読むなんだろう、、台風クラブといい相米監督の作る映画の雰囲気凄い好きだ、
でもこの映画は正直少し辛かった。マリッジストーリーよりグサっときたかもしれない、、。自分の少年時代がそのまんま描かれてるみたい…
ずっと気になっていた作品をやっと鑑賞出来た。
両親の別居、離婚に振り回される主人公。
相米監督はとてもよく子供の心情を描いている。
あの年頃の女の子は人によるとは思うが、自分がどうにか出来るかもしれ…