このレビューはネタバレを含みます
私には新海監督の作品は合わないんじゃないか?とおもうくらい、「君の名は」以外しっくりこないことが多かった。
がこれは違った。
開始早々にラピュタの飛行石をつけたハウルのような容姿声を持つ少年の登場。
リスのようなリリはナウシカのテトにも思える。
クラヴィスが光るシーンは、シータが困った時のおまじないを思い出し、クラヴィスが物語の鍵となったりするシーンは…とキリがない。
私がジブリが好きだから勝手に連想されるのかもしれないけど、最初はそればっかで話が全く入ってこなかった。
しかし段々と話に引き込まれていって、最後には感動していた。
恐ろしく生と死を感じた。
節々で亡くなったアスナの父親はアガルタ人でだからこそクラヴィスを持っていたのではないか?と思いました。
でもやっぱりナウシカとラピュタともののけ姫のオマージュなのかな?と思う。
あと地味に怖すぎて夜は眠れない。