あんず

独裁者のあんずのネタバレレビュー・内容・結末

独裁者(1940年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れた名作、独裁者。戦時中の内容に反してコミカルなタッチが、すごくチャップリンらしい。ハンガリー舞曲のシェービングのシーンや、地球儀のシーンは何度も見たことがあって、真顔が逆にチャーミングにみえちゃう。この映画が作られた時代的背景と、映画が社会にもたらす効力を感じながら見ると、内容に対する側面の捉え方が変わって、圧倒的に真面目なチャップリンに見えてしまうんだなあ。最後のスピーチのために作られたかのような、真剣さだね。
200本目の最期の映画にふさわしかった。
自分おつかれさま。
あんず

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