新・男はつらいよの作品情報・感想・評価

「新・男はつらいよ」に投稿された感想・評価

shinichiro

shinichiroの感想・評価

3.0
競馬の無茶苦茶な下りは嫌いじゃない。それより、ハワイ旅行への結末からもう一ひねり欲しい感有り。
他の作品より寅さんに同情しちゃったなー。
reephan

reephanの感想・評価

4.0
寅さん4作目!なんてったって寅さんと初対面してきたばかり。気合い入っちゃいます。そして山田洋次ミュージアムも行ってきたんだから!と思ったら、山田洋次監督ではないのね。

寅さんが万馬券!そしておいちゃんおばちゃんを連れてハワイへ!…行くはずが、行けなくなっちゃう。3枚目になっちゃうって、空のはずのとらやにこそこそ隠れて過ごす3人のもとに泥棒が入ってきて、ハワイに行ってなかったことがバレちゃう。寅さんいられなくなって家出、ちょっとして戻るととらやの2階に下宿人が。そう、それが今回のマドンナ、春子先生。

この回は、タイミング大事だけど、人生それだけじゃうまくいかないってのを突きつけられて涙しちゃう。さくらちょっとしか出てこないけど、さくらの優しさにも。寅さんが競馬行かなかったら、寅さんがおいちゃんおばちゃん孝行しようなんて思わなかったら、寅さんが登にお願いしなかったら、登の会社の社長が逃げなかったら、3人がとらやに身を潜めようとしなければ、泥棒が入らなければ、寅さんがほんの1か月旅に出なければ寅さんは春子先生と同じ屋根の下で暮らすことはなかった。でもそのタイミングどれも絶好調で踏んできたのにそれ以前の問題だった。くー。

御前様がお経を上げてるときに、くすくす笑い合っていたと思ったら春子先生が泣いてしまったり、春子先生を元気づけるためにいろんな方法を考えて、寅さんとおいちゃんがおいおい泣いてるとこ見てケタケタ笑う春子先生とおばちゃんとか。それ見て喜ぶ寅さんとおいちゃんとか。人のために何かをするってこんなにも心があったかくなるんだな。
寅さんはそもそも笑われ者の3枚目だから3枚目になっちゃうのは寅さんじゃなくて、登だったんだよね、寅さん。

寅さーん、わたしもいやなこと、すぐ笑い話にできるようになって、また会いに行きます。

そして今回のおいちゃんおばちゃんの会話やりた過ぎ。
「妬いてやんのばばあ」「ばーかばかしい、妬くほどの面かね」「ワハハハハ」みたいなやつ。
MOe

MOeの感想・評価

4.0
ノボルちゃんかわいい
ゆ

ゆの感想・評価

5.0
三枚目のつらいとこだねぇ
男はつらいよ4本目

ひろしさんの真面目な表情や立ち振る舞いがここにきてジワジワオモロくなってきて、ツボをちくちくついてくる。笑

いろんな見方ができる、男はつらいよ
最近、すっかりサボっていた「寅さんマラソン」、再開しました。
今回は、第4作「新 男はつらいよ」。

競馬で大儲けした寅さん、当時(1970年頃)の100万円を奮発して、おいちゃん・おばちゃんをハワイ旅行に連れていくことに。
ところが、出発の朝に、旅行会社が代金を持ち逃げしたことが判明。(そんなことあるのか!?)
メンツ重視の寅さん、旅行に行ったフリして、おいちゃんたちと共に「くるま屋」で数日静かに居留守することに。
しかし、そこに泥棒(財津一郎!)が入って大騒動。結局、ご近所にバレる。
まるで、ドリフのコントを見ているようで、妙に懐かしい。このくだりが、映画の前半を占めます!

親切心がかえって「ありがた迷惑」ってなことで、おいちゃんと喧嘩した寅さんは、反省の旅に出たけど、1ヵ月後にはちゃっかり柴又に帰ってきます。

このとき、素直に「ただいま」と言えずに、「とら屋」の前を行ったり来たりする、という、後にシリーズ恒例の笑い場面、おそらく本作から始まったと思います。

後半、寅さんが留守の間にとら屋に下宿していた幼稚園の先生、春子さん(今回のマドンナ、栗原小巻)にすっかり一目惚れの寅さん。
浮き足立って、アホ全開です。

結局、春子先生にはごく普通に恋人がいた、ということで寅さん失恋。
傷心の旅に出る寅さんが、寝たふりしているおいちゃん・おばちゃんの背中に向かって、我が身の愚かさを語るシーンに、少しばかりの哀愁を感じます。

この頃の寅さん、今だったら、「空気読めない」「コミュ障」と言われそうなくらい破天荒&能天気っぷりだけど、一方でストレスは全くなさそうで自由な生き方を謳歌しているよう。うらやましい。やっぱり寅さんは元気で多少バカなほうが見ていて面白いです!
あと、春子先生の顔がたまに橋本マナミに似ているときがあって、よろしかったです。

「寅さんマラソン」次回に続く。
寅さん4作め。天才喜劇役者 渥美清をこの世に送り出し、山田洋次監督と渥美清を引き合わせた、『男はつらいよ』の生みの親、大プロデューサー小林俊一氏が監督した唯一の作品。

「山田洋次よ、これが寅さんだ!」とでも言いたげな、全てにおいてド迫力の、そして後に続くシリーズの指標となるべき作品。何かが違う。タコ社長も、おいちゃんも、おばちゃんも、町の住民たちも動きがよく、喜怒哀楽の迫力が違っている!

おいちゃんの、「バカだね、あいつはホントにバカだね」と「おりゃ、もう知らねえよ」が、もうそれだけで小気味いいほど面白い。こんなにおいちゃんがオモシロイとは。(^○^)

財津一郎と渥美清の掛け合いはもう神業。馬券騒動からハワイ、財津一郎登場あたりまでがノンストップの爆笑劇。

ネタがいっぱいつまっているような映画で、それらが絶妙の間で構成されている。周りの人々の寅さんに対する気の使い方が可笑しくてたまらない。寅さんが「とらや」に入るときなんて、実にいい。(笑)

難を言えば、脇役陣が良すぎて、マドンナ栗原小巻があまり印象に残らない。でも下宿代のくだりはよかった。爆笑。

マドンナとボートをこぐときの寅さんの表情や動きって、『殺人狂時代』のチャップリンにそっくりだな。

一つひとつのカットも、重要な瞬間は、わざと別のものを映して想像させたりと、最初から最後までニクいほどよくできていた。脱帽。

星野哲郎に作詞を依頼したり、この人がいなければ、あの歌も無かったんだと思うと、本当に有難い。小林俊一さま、「寅さん」をありがとう。m(__)m
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