このレビューはネタバレを含みます
なんとなく見たけど、久しぶりに韓国映画のパンチのあるシーンを見せてもらった。
トランク、これは怖い。
ぎゅーぎゅーで血まみれで空気も薄くて暗くて水も食べ物もない。
更にラスト2日間は一緒にいる人が死んでしまって死体と過ごす…。壮絶…。
しかもどのシーンよりも長くてじっくり見せるから、このシーンがやりたくて作った映画なんじゃないかと思ってしまう。
そこまでの殺人事件や三角関係のドロドロの印象が薄くなる。
実は妻と愛人が愛し合ってて、そこに現れた自分が2人の関係を壊したって話を、そんな状況で話されても…。
死ぬ前に真実を伝えようとしたのだろうけど。
殺人事件の夫婦もこの刑事と妻も、妻の本当の心情を無視して勝手に思い描いてるっていう共通点がある。
本当の事や気持ちなんて本人にしかわからないって言いたい話だったのかな。
