実話に基づいた映画。
だからこそ、こういうのが
実際に起きてたのかと思うと
余計に驚かされる１作。
スティーブンのIQの高さと
頭の回転の速さは凄まじい。
ただその頭の良さをもっと他に
利用できれば良かったものの
一度犯罪に手を出してしまうと
なかなか抜け出せないのが事実。
何度も脱獄しようと画策したり
お金を稼ごうと犯罪を犯したり
必死になって愛のために恋人のために
奮闘するスティーブン。
良くないとわかりつつも
好きな人の笑顔が見たいんだなって
心にジーンと伝わりました。
犯罪を犯しても何をしても
なんだかんだで周りに愛されてるのは
彼の人柄の良さでもあって
憎めないところが本当良かった。
そして、何よりもフィリップが可愛い。
乙女なの？って言いたくなるほど可愛い。
そこら辺の女子学生並みに可愛かった。
正しく「恋する乙女」という言葉がピッタリ。
最後のスティーブンへの想いを
フィリップが打ち明けるシーンは
もう涙が止まらなくてぐしゃぐしゃ。
何て君はそんな良いヤツなんだ……！
優しすぎて涙が止まらないよ……！
正しくフィリップ、きみを愛してる！
この映画の監督の他作品を見たところ
『ラブ・アゲイン』が。
なるほど、もうなるほどでしかない。
笑って泣ける映画の醍醐味。
ジムキャリーはどうしても『マスク』の
印象がとても強くて
この映画でもスタンリー・ザ・マスク感が
歳を取っても凄かったけど
何よりユアンマクレガーとの
ゲイカップルが本当に愛おしい。
ヒモになってるユアンのために
頑張っちゃうジムキャリー。
守ってあげようとしてる感じが愛おしい。
最初のジムキャリーのゲイ相手役が
ロドリゴサントロなの分かりみが凄かった。
マジでロドリゴサントロぴったり。
肌の濃さとか体つきとか
こちらのカップルも個人的にはお気に入り。
