俺に言わせれば、長嶋はMr.ジャイアンツどころか、Mr.昭和。長嶋が天に召される時、その時こそ、本当に昭和の終焉、昭和がその残像ごと消えてなくなるのだ。(T^T)
映画はなんのこっちゃ、わからんが、ただ無性にこの時代に戻りたくなる。とは言え、この時代は自分らの親の代であって、自分自身の代ではない。
道路も町並みも、野球放送のアナウンスもこたえられない懐かしさ。特に、当時のジャイアンツのユニホームのカッコよさ。
いったい今のジャイアンツはなんだ!
せいぜい藤田監督までで、その後のジャイアンツは、似て非なるもの。手続き上の連続体であって、精神も本質も受け継がれてはいやしない。
映画は、長嶋、王を筆頭に、意外に野球選手たちが芸達者で演技上手なのに対し、川上監督と中西太がとてつもなく演技がひどい。でも、またそこがいいな (笑)
ABCD、G(ジャイアンツ)の歌♪なる、坂本九の微妙な主題歌が、オープニングだけで歌われなくなり、映画の中で『闘魂込めて』の口笛や合唱が流れるとき、俺の心は震えてた。ウッ