めかぽしや

犬の生活のめかぽしやのレビュー・感想・評価

犬の生活(1918年製作の映画)
-
チャップリンの放浪紳士スタイルが
確立された作品です。


サイレント映画に生伴奏での鑑賞です。

職安に行っても順番が回ってこず、
路上暮らしのチャーリーは
いじめられている野良犬を助け
仲良しになります。
前半はチャーリーと犬との
ドタバタ劇で
後半に酒場で不器用に生きる
歌姫に出会います。
ある日犬が土の中に隠された
お金の入ったお財布を見つけ…

コミカルさと少しの哀愁があり
また犬がとても可愛い!
この犬はチャーリーとの
信頼関係が抜群でした。
でも、作品が撮り終えたあと
チャーリーが不在で
寂しくてご飯を食べず
死んでしまったようです。
チャーリーの事が本当に好きだった
ようですね。

あと、チャーリーの腹違いの兄
シド・チャップリンも当時します。
初共演ですが
息がばっちりと合ってました!



先日、BSでチャップリンVSキートン
というドキュメンタリーを観て
チャップリンは姿勢、行動、動き
がコミカルでかつ
ストーリーは政治的で社会的なもの
との事でした。
めかぽしや

めかぽしや