K

文学賞殺人事件 大いなる助走のKのレビュー・感想・評価

4.2
普通のサラリーマンの青年がほんの出来心で自分が勤務する会社のスキャンダルを暴露する小説を書いたことで文学賞の受賞戦争に巻き込まれていくコメディ。

文学界の裏のおかしな権力構造、文学界での成功の裏の歪みや汚い部分がしっかり皮肉って描かれていて面白い。

普通の青年が取り憑かれたように豹変していく様を佐藤浩市が熱演。

ラストまで皮肉たっぷり。面白い。
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