スターリングラードの作品情報・感想・評価

「スターリングラード」に投稿された感想・評価

自分がドイツ映画にハマることになったきっかけがこれ!

改めて思うがやはりドイツ版スターリングラードは傑作。
ハリウッド版のほうがエンタメはしてるがこっちは上質なドラマと言った感じだ。戦闘シーンや会話がリアリティ高いし音楽も最高。

「寒さは…ありがたい。全身が凍って何も感じない…」
あたりのやり取りは泣けた。
戦争映画のドイツ軍は、大体悪役だったり、敵役だったりする。

この作品はドイツ軍の視点で描かれた「東部戦線」が舞台となる。
「シンドラーのリスト」を観たことがある人であれば、東部戦線行きを嫌がったドイツ兵2人を覚えているだろうか。

東部戦線は心身ともに凍てつく、第二次世界大戦でもっとも過酷な自然環境下で繰り広げられたソ連とドイツを主とした一大戦線である。

この作品で描かれる東部戦線も史実通りの過酷な極寒の世界で物語が進むことになる。
大きな大砲を積んだ厳つい戦車、すさまじい機関銃の弾幕、そういった圧倒的火力でなぎ倒す「よくあるドイツ軍」の戦闘はなく、泥雪にまみれ、地味ながら過酷な戦闘を繰り返し、心身ともに消耗していくドイツ兵達の姿が目を引く。
痛ましい描写もあるが、それらを無視して東部戦線を語ることはできない。
東部戦線という地獄を描いた、充分に価値のある作品だ。
戦争映画ではマイナーな存在だと思いますが、ドイツ側の視点で独・ソ戦がリアルに描かれていて完成度が高い良作です。

ロシアの極寒さがよく伝わり、ロシア軍との戦いというよりも過酷すぎる自然との闘いの壮絶さがよく表現されてます。

極限の状態で人はどうなるのか、人間の本質という視点からみても考えさせられる作品です。

ジュード・ロウの「スターリンググラード」よりもリアリティがあって面白いです!
世界史上でも屈指の地獄絵図と名高き彼の地での戦いを包囲殲滅の憂き目に遭う独第6軍の兵士たち視点で描かれる。個々の兵達がすり減っていく中で、t34に肉薄する懲罰大隊や飛行場の阿鼻叫喚、最期の救いようのなさなど、ロシアの大祖国映画とは真逆のベクトルをいく

凍傷から脚が壊死していく兵たちや、置き去りにされる負傷者、飛行場の阿鼻叫喚など、この世の地獄を地でいく東部戦線の様を丁寧にまとめあげているわけで。
この辺はヒーヴァー著の「スターリングラード」と合わせて読むとよろしかと。

このレビューはネタバレを含みます

英題:Stalingrad
独映画

音楽はノルベルト・ユルゲン・シュナイダー
今週借りた第二次世界大戦映画10本ノック3作目

「スターリングラードで戦った4名の独兵、涙も凍る寒さが彼らを待ち受ける」

素晴らしい映画、HDリマスター編が出るのだから世間的にも評価が高いのだろう
一人ひとりのキャラが立っていて、さらに脚本、BGMが良い。
ラストは誰が考えたのだろう、センスに溢れている

落ち着いたらまた見返したい第二次世界大戦映画


以下メモ
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海岸でくつろぐ兵士と軍付き看護婦達

「今何時だ?」「1時過ぎだ 女を買おう」カスでわろた
集合の合図に遅刻
骨折して車いすのへべれけ中尉を神輿ごとく抱えて走る部下たち
エル・アラマインの戦いの勝利


兵士達乗る貨物列車は美しい海岸線を横に走る 海岸には暫しの時間を共にした女性達 兵士達は身を乗り出し彼女達に声をかける
流れるSantaLuciaのBGM
ー以下Wikiより引用ー
「サンタ・ルチア」のナポリ語の歌詞は、ナポリ湾に面した絵のように美しい波止場地区、ボルゴ・サンタ・ルチアを讃え、船頭が自分の船に乗って夕涼みするよう誘いかけている。

そして汽笛の合図でトンネルに入る トンネルの中は真っ暗 貨物列車の金属的な音だけが聞こえる

トンネルを抜けると曇り空、煙と永遠と続く畑と農夫達

兵士達は酒を飲んだり、タバコを吸ったりトランプを楽しんだりとお祭り気分に見える
主人公は「君」(恐らくは愛する女性)へ手紙を書いている
彼は部下達とともに前線へ向かう

「迷いは吹っ切れたような気がする」 そう思うしかないのかもしれない
(彼らにこれから地獄が待っている)
対比があるほど恐怖は際立つ
既に周りの景色は曇天 彼らの楽観的発言はいつまで続けられるのだろうか


1942年9月15日 スターリングラード郊外
舞台代わり戦いの準備をする兵士達 
大きな戦に備える彼らの闘志を表すようなBGMと共に
「すごいところだ」「スターリングラードまでまだ先だ」
圧倒される兵士達
襲う豪雨 ぞろぞろ歩く項垂れる捕虜を殴りつける怒鳴り声
「ダバイダバイ!(行け行け!)」
倒れた捕虜は泥まみれになりながら、さらに殴られ続け、死んだ
気味の悪い大尉の笑い声

第336大隊第2中隊第1小隊のウィッツランド少尉 捕虜の扱いに抗弁 叔父は大佐
第179大隊のブリューゲル曹長 ヴォロネジで戦い戻った

西欧のキリスト教思想を東欧のボルシェビキ思想から守れ

兵士達が睨む先 砲撃支援
進軍する兵士達を腰の高さでハンディカメラで映すシーン好き
カメラワーク結構よい

フェルドマンのKar98K?の暴発により敵に居場所がばれる
無言で睨みつける大尉

鹵獲したPPSH-41の方が優秀らしい そうなの?
"They're better than the ones we have. They never jam. Never."
個人的にはウッドストックのPPSH-41よりフルメタルでスタイリッシュなMP40の方が好き


右腕がちぎれて呻く兵士

工兵2名が敵立てこもる建物へ爆薬仕掛け炸裂
曹長LP-42 Flare Pistol信号弾発射 突撃!!
2つに折るタイプのドックタグ
死ぬなら死ね 自助の精神 「自業自得だ」
煙幕弾だ

フェルドマン手榴弾を携え肉薄 撃たれる 大尉「仕方ない必要な犠牲だ」

工場侵入 屋内戦 火炎放射器で掃射 動くものは何でも撃て 
目を瞑り撃つ 同志撃ち 俺を撃ってくれ
ダバーイ

ソ連兵が息を引き取る前にママ ママと呟く 
ショックを受ける独兵青年 ヘルメットを取る 

鉄十字勲章ものだ
火傷で顔が半分溶けた兵士 
漏らしちまった 俺もだ
後に残るは死体 かすかに動く死にかけ

通信機を調整する
1942年11月8日ヒトラー演説
都市制圧により3000万トン物資 900万トン原油輸送を止める
ウクライナやクバンの小麦はスターリングラードを通して北へ出荷される
マンガン鉱山もある 物資輸送の拠点だ
街は陥落寸前
ベルダンの二の舞を避けよ

首を横に振る兵士 空気は重い
敵の動きに注意せよ
戦闘前は400人 今は62人 震えながら話す兵士
酒を煽る兵士
考えたりしたら気が狂う
耳のスイッチを切るんだ
何も考えるな
泣けるだけ幸せさ 泣けば気が晴れる
ミュラー お前はよくやったミュラー 無鉄砲だけどな 
(酒)いるか?


マフラーが負傷兵を看護しようとしたソ連兵士を撃つ
小休戦を申し出ろ
エミヒホルツ通信兵ザニテーター
耳男とおしゃれ髪 自ら外へ出る兵士の鑑
不穏なBGM
緊迫する空気

アリョーシャよく頑張ったな
兵糧を交換する
おしゃれ髪 誰が撃ったんだ!
軍法会議にかける
マフラー軍規無視の接触として訴える
耳 軍法会議なんて面倒だ 敵に渡そう 新聞に載るぞ 死亡欄にな
文句言うなロロ
キャラが立ってる方が好き
耳 ロロ新聞読むか?
雌牛が無事か知りたいだけなのに

広場を歩き死体を物色する幼き子を抱えた女性 

建物内を包囲され攻撃を受ける。
少尉と4人で下水道を抜け応援を呼ぶ
耳(ライザー)と弱虫とエミヒホルツ、通信兵
2時間以内に戻らなければ突破せよ
ドイツ時間7時
女性ソ連兵をとらえる
エミヒホルツ負傷
救護所
大尉キレる

指令室
北部クレッカヤ付近で戦線突破された
南部突破された
1942年12月第6軍孤立 懲罰部隊
木の棒で地雷除去

オットー
ロロ

昨日マリノフカで激戦があった
突破すればホト将軍の装甲部隊と合流できる
ボルク1班
ミュラー2班
命令が大事で兵士は虫けら以下

O TANNENBAUM(おお、モミの木よ)を歌う兵士達

沢山いるタンクデザント達

ソ連兵の靴を履く耳(ライザー)独兵の支給ブーツよりも耐雪用で温かい

厳しい状況下で果敢に戦い生きようとする兵士達のBGM
Pak38を引く兵士達

「地獄はこれからさ」
上官にコーリャを含むソ連住民を殺害するよう指示させられる
強い命令による殺人でPTSDは少ないらしい
寒さをしのげるよう(あるいはすべり止めとして)ブーツに布を巻いている
「忠誠心が失せた」「こんな部隊逃げて当然だ」
フリッツ「もう皆死んでるんだ」
オットー「ここに残る ロロに付き合う」
脱走する兵士

雪の中座り込み焚火をする人々
ピトムニック
西へ行け 大きな谷がある 8キロけば飛行場だ

負傷兵の証明書がある

突撃工兵は他でも役に立つ 優先しろ

1943年1月23日最後の輸送機が離陸
脱走した兵士達はもとに戻った
体中発疹だらけ

ミュラーの死
白い家に隠された物資
鎖で繋がれた女性
母がドイツ人 
自殺を図るが死ぬことができない
大尉は足が壊死 ルガーP08を携え罵声をかける
銃撃されソ連兵死

行け 俺を置いて逃げろ
寒さの一番のよさは 日焼けの心配がない
砂漠を知ってるか ひどい所だぜ 暑くて
全身から汗が流れ続ける 砂漠は最低だ
でも星が美しい
星に手が届きそうだ


スターリングラードの戦場での死者は100万人以上
ロシアイタリアドイツルーマニアハンガリー 戦死、凍死、餓死
第6軍で包囲された26万人のうち9万1千人が捕虜となり
抑留後、帰国できた者は6千人に過ぎなかった。

Uボート製作陣が贈る

InternetMovieFirearmsDatabase
http://www.imfdb.org/wiki/Stalingrad_(1993)
雪の中で、清らかな雪の中で
Leo

Leoの感想・評価

3.6
記録
1993年のヨゼフ・フィルスマイアー監督作品。スターリングラード攻防戦で敗退するドイツ軍を描く。2度目の鑑賞。やはりこたえる・・・。ラストの「星に手が届きそうだ・・・」は涙なしでは見られない。エンディングのBGMと相まってあまりにも重苦しい陰鬱な余韻になかなか立ち直れない。

余裕で個人的戦争映画トップ10に入る名作。
にしの

にしのの感想・評価

4.1
酷寒のスターリグラードで兵士たちは人間の醜さを見て死んでいった。
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