スターリングラードの作品情報・感想・評価

「スターリングラード」に投稿された感想・評価

rock

rockの感想・評価

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鑑賞。
ナガシ

ナガシの感想・評価

4.5
動画サイトで見た、雪原で戦車を迎え撃つシーンに痺れて視聴。
ストーリーとしても小難しくなく、いい意味で分かりやすかった。
登場人物らの感情表現も決して陳腐なものではなかったので見ててストレスもなし。
最大の目的であった戦闘シーンも十分に満足できるクオリティ。
スターリングラードと名のつく映画は色々ありますが、その中でも群を抜いて完成度が高いのがこの作品ではないでしょうか。淡々とした戦闘は戦争そのものに派手さがないということを表しているように感じます。アメリカの戦争映画で稀にみられる派手な戦闘はこういったメッセージのこもった映画には必要のない演出なのかもしれません。
k

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3.5
2019.10.03
真っ白な世界で死ぬ。
DUNE

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3.3
優秀な兵士も威張り散らすSSも極寒の地では無力。

思考停止して進むことが正解ではないと分かっていても、そうしなくては生き残れない悲惨な戦争。希望も正義もなく、一体何と戦っているのやら。

見せ方が上手くないので戦闘が非常に単調。そこもまあある意味リアル?
HK

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4.8
「ふたりのロッテ」「ヒマラヤ 運命の山」などのヨゼフ・フィルスマイアー監督による戦争映画。「Uボート」の製作スタッフによる生粋のドイツ製戦争映画である。キャストはトーマス・クレッチマン、ドミニク・ホルヴィッツ、ヨヘン・ニッケルなどなど

1942年に第二次世界大戦を4年目に突入し、ナチスドイツ軍はソ連の工業都市スターリングラードに侵攻しようと企てていた。任務達成のために様々な戦場で活躍した一流の兵士たちも含めて若い兵士たちが集結した部隊を編成した。しかし彼らはスターリングラードの白い恐怖を知ることになる…

同名の映画が日本では有名であるが、あちらは原題が異なるしこちらのほうが適切なような気がする。

敗戦国ドイツだからこそ生まれたであろう戦争の地獄と理不尽を全て詰め込んだかのような内容となっている。

病院内での地獄絵図は「沖縄決戦」「赤い天使」、下水道での逃走劇は「地下水道」、人々がごみのように火葬されるシーンは「復活の日」、上官等による理不尽な命令などは「人間の條件」「陸軍残虐物語」など、そして何よりも地獄のスターリングラードでの飢えと寒さの苦しみは「八甲田山」にも精通するような怖さである。

イタリアの温かい浜辺のシーンがこの映画のオアシスであり、幸せな空間はそこだけしかない。そこから先は派遣されるまでは重苦しい雰囲気の中地獄が展開されていく。

この映画も主要な登場人物などは一応いるものの誰がどのような人物を認識するのは恐らく一回の視聴ではほとんど困難である。しかし、誰がどのような人物であるかはこの映画ではほとんどどうだっていい。

問題なのはどれほどの地獄の空間というものを一つの映画内に収めることができるのか、それだけが問題というかそれを全てやりきってこそ戦争映画の悲惨さを見事に体現させることができるのである。

序盤の市街戦、その後の塹壕戦、下水道での逃走劇、野戦病院の地獄絵図、囚人兵に対する理不尽な仕打ち、戦車隊との雪中戦、仲良くなったロシア人を処刑、食糧不足からの飢え、脱走するものの本陣にたどり着けず凍死…ありとあらゆる戦争での地獄を絵に収めている。

劇中、物語らしいものは存在せずただただ戦争の悲惨な光景を半ばドキュメンタリータッチに水平軸に描く。「橋」と違って各々の登場人物に肩入れすることがないため間延びすることなくテンポを保ちながら戦闘を楽しむことができる。

このタッチはほとんど「沖縄決戦」「日本のいちばん長い日」などの岡本喜八イズムにも精通するのではないのでしょうかね。この要素をそのまま後年は「プライベートライアン」「ブラックホークダウン」に落としこまれたのではないのでしょうかね。

嫌なものてんこ盛りながら、ちょtっとばかり不服なのは地下水道がきれいすぎること、目を覆うようなグロい光景が前述した戦争映画よりかはあまり含まれていないこと、全体の映画作りが完璧な分、細部のこういう場面の落ち度がちょっと目について困る。

中盤に出てくる女性兵士がちょっとエロかったですね。スラヴ系の女性ってやっぱり綺麗ですね。ちょっとこの男くさい戦争映画とは不釣り合いのようにも見えなくなかった。それでも良かったと思うけど。

やっぱり戦争というものは良くないことです。いやなものです。そういうものを分からせる為にもここまで残酷に描く必要があったのだと思いますね。ただ外連味のような部分がちょっと薄かったかな。それでも良かったと思います。

見れて良かったです。ドイツの戦争映画はたまらないですね。
森野

森野の感想・評価

4.0
イタリアのぽかぽか陽気でのんびりした楽園のような場所から物語が始まるので、もう出だしからすごい嫌な感じ。
のちの極寒の地との対比が想像できちゃうから…。
「この戦争が終わったら彼女と結婚するんだ」とか、お手本みたいな死亡フラグ立てる人もいるし。

新米少尉率いる部隊が前線に送りこまれると世界が一変。
どんな生物も生きていけないような極寒の地で、ドイツ軍もロシア軍もお互いかなりの死者を出しながらの泥仕合。
市街地戦で一般市民を盾にしながら戦うロシア軍も意味が分からないくらいひどいし、兵士を単なる駒としか思っていないドイツ軍上層部のクソさも相まって、暗い気持ちになります。
戦車VS歩兵は本当にすごかった。
お涙頂戴の恋愛要素もなく、戦争って救いがないなというのも改めてわかるし、ドイツとロシア両方とも平等に描かれている感じがしたのもよかった、好きな戦争映画です。
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