1980年 アメリカ🇺🇸
監督は『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン
ジェラルド・ウォーカーの同名小説が原作
原題『Cruising』には「(ヨットや遊覧船で)巡航する」という意味の他に「警察の巡回」「(セックス目的の)ナンパをする、漁りに行く」という意味があり、本作は後者ふたつの方です
ニューヨークで起きた男性ばかり被害者の連続殺人事件、その捜査の為若き警官がゲイの溜まり場へ潜入する
しかも、かなりハードコアなゲイの方々相手でございますよ💦
犯人探しミステリー、サスペンス映画
潜入する警官役はアル・パチーノ‼️
小柄で引き締まった体に黒のタンクトップ、イタリア系イケメン!確かにグリニッチビレッジのゲイの方々からモテそうな風貌です😅
制作当初から物議をかもしていた、という本作
確かに、描写がなかなかディープ!
ゲイのナイトクラブの様子や男性同士のプレイなど当時としてはかなり細かく描いてます
ですが若干、奇をてらい過ぎている感じもあります
連続殺人の描写だけでもショッキングなのに、見方によっては同性愛者が異常・異様に映ります
案の定、ラジー賞3部門にノミネート
原作を読んでいないのでアレなんですけど
ゲイを人間扱いしない警察官
世間から白い目で見られている世界の住人達
そこへ潜入してどんどんめり込んでいく若い警官の苦悩
そして犯人は?その動機は?
大変興味深いテーマの話です
ラストも…なるほど〜
今の時代に制作したらもっと違う印象の作品になるんでしょうね