がんがん

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のがんがんのレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
3.9
Netflixオリジナルアニメーション作品として、攻殻機動隊SAC_2045の配信が始まりました。

PS2時代ばりの3DCGアニメーションなのはどうなのだろう…なんて見始めましたが面白い!

すぐにこのデザインにも慣れて、むしろ演算された人外の動きがヌルヌルで面白くて病みつきになります。少佐はかわいいし。

あっという間に12話全部観てしまいました。

AIによる持続可能な戦争を産業利用しようとしたが、失敗し世界同時恐慌が起きて貨幣価値がゼロに等しくなった世界。

新たな敵となるポストヒューマンとは一体…

シーズン2も楽しみに待ってます!


十年以上ぶりにゴーストインザシェルを見直してみました。

やはり凄すぎる。

唯一無二の世界観。デザイン。緻密な作画。

そして、田中敦子さん、大塚明夫さん、山寺宏一さん。この三人の変わらない声。

本当に圧倒的なアニメーション作品だと思います。

当時より少しは理解できるかな、なんて思いながら鑑賞しましたが、やはり独自の哲学が難しすぎる。けど、それが本当に面白い。


本作は1995年の映画作品、つまりwin95の発売の年です。

ようやく自分の家にネットワークが広がりはじめた頃。そんな黎明期にここまでネットの世界を描いていたのは本当に凄いと思うし、そもそも原作は1989年に連載開始らしい。とんでもない先見性である。


ゴースト→コンピュータのハードディスク
電脳化→OSの統一
義体→パソコンのハードウェア
人形使い→AIによるディープラーニング

というところでしょうか。


スカヨハ版のハリウッドリメイクは肉襦袢とかって揶揄されたけど、なかなか頑張ってたと思う(←何様だ)

大量にあるアニメシリーズも観たくなってきた。Netflixにだけ全シリーズが配信されています。





いつも投稿するレビューがNetflixの話ばっかりで本当に申し訳ないなぁと思いつつも…

めちゃめちゃ楽しみな新作がさらに!


5月8日からララランドのデイミアン・チャゼル監督によるオリジナルドラマ作品「ジ・エディ」が配信されます!

予告の感じが、まるでララランドのスピンオフのようなジャズの雰囲気。パリのあるジャズクラブを舞台にした物語とのことです。

セッションから徹底して描いてきた夢追い人の、また素晴らしいドラマを見せてくれるのでしょうか…

https://youtu.be/c-9XFyZv7ks



そして5月未定ですがパラサイトのポン・ジュノ監督によるスノーピアサーのドラマシリーズも配信されるとのこと!

早くスノーピアサー映画版も観なければ。


映画館で新作を楽しむことができない毎日なので、サブスクでステイホームしながら、こんなにもの新作を楽しむことができるなんて、本当にクリエイターの方々に感謝です。

入ってない人はNetflix早く入ったほうがいいですよ!

(Netflixの回し者ではない🤤)
がんがん

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