沙那王

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊の沙那王のレビュー・感想・評価

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)
4.0
何度も見ているが、ストーリーを理解するために、かなりの労力を要する。情報量がハンパない。
見るたびヒアリングしたセリフを脳内で漢字変換して、きっとこうだろう。と納得してきたが、今回は字幕付きで鑑賞。

楽っ!(笑)

おかげで物語を解釈するだけでなく、雨の音、人体の動き、メカの振動、手書きならではの色使いを堪能できた。
CGでは表現できない なめらかさ。
気泡、波、爆発と粉塵。流れる動きに感動。

1995年公開作品。
スマホなんて存在しない。ケータイも主流じゃない。カーナビだって一般向けではなかったし、発光ダイオードの青色も研究段階だったはずだ。液晶タッチパネルなんて未来の技術。
東京都庁、レインボーブリッジ、まだ存在してなかったんじゃないかな。

答えなんて出せないけれど、魂とは?ゴーストとは?ニンゲンとは何か。ずっと問い続けていきたい。

押井守監督、アニメはすごいんだよな、アニメは(笑)
パトレイバーで運河の流れを実写にした時、これはあかんやつや。と思った。アニメだと許せるのは何でかな😅
沙那王

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