ドラえもんは猫型ロボット

ディセントのドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

ディセント(2005年製作の映画)
3.0
「危険なしの人生は無意味」

家族の事故死からトラウマを抱えている主人公が、仲間たちと未踏の洞窟探検に出かけたらヒドイ目に遭う話。
面白かった。

個人的に大好きな『ドゥームズ・デイ』のニール・マーシャル監督の代表作。

大自然の綺麗な映像表現と、荒唐無稽なグロ描写は、いかにも監督らしい。
冒頭の主人公家族の事故映像がかなりショッキングだし、洞窟内のシーンも閉所恐怖症の人には辛いし、ほどよく人体が破損するのがとても痛々しいのだが、肝心の洞窟内の惨劇が、いかんせん暗くて見辛かった。
なので、本作品、そこまで刺さらなかった。

まあ、洞窟の崩落や未知の生物よりも、人間の怒りが一番怖いということなんだろうけど、
ラストの仲間たちとの集合写真が物悲しいなぁ。

個人的には、トラウマを抱えて不安定だった主人公が、血を浴びて、真っ赤っ赤になって暴れる場面が一番怖ったかな。
人相変わってるし……。

というか、これ、続編があるの?
えー……じゃあ、あのラストは……。