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プリースト判事のENDOのレビュー・感想・評価

プリースト判事(1934年製作の映画)
4.0
南部ケンタッキー州が舞台。終身刑の男が素性を隠し静かに生活していたが娘を“shotgun(孕ませる)”と侮辱したチンピラを殴打した事で報復を返り討ちにした結果、刃傷沙汰で裁判に。ひとまずロジャースが使用人の黒人の物真似で一人二役を演じて甥っ子の婚約者を守る。裁判中、離れた痰壺に軽々と痰を吐き入れるフランシス・フォード。その金属音が響き渡ると検察側の答弁は中断される。使用人の黒人を中心とした楽隊が徐々に集い南軍のメロディを奏でると傍聴席の人々が熱狂に包まれる。回想に現れるヒーロー(被告人)は如何に追い詰められようと南軍旗をはためかせ全力で馬を駆る。そのまま怒涛のパレードに突入して全てが後退して1つの群衆になって終わる。映画の外に放り出されてしまう。
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