ガブXスカイウォーカー

レディホークのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

レディホーク(1985年製作の映画)
3.5
悪の大司教(ジョン・ウッド)の邪悪な魔法により、騎士エチエンヌ・ナバール(ルトガー・ハウアー)は夜は狼に、美女イザボー・ド・アンジュー(ミシェル・ファイファー)は昼は鷹に姿を変えられ、彼らは日の出と日没の一瞬にしか人間として逢うことができない、切ない設定は素晴らしい。でも巨匠リチャード・ドナー監督(『スーパーマン』など)が手堅く演出しているにもかかわらず、ちょっと退屈だ。クライマックスのバトルもまるで盛り上がらない。随所にかかる軽いBGMも映像にあっていない。
今回、ブルーレイでノーカット版を観たら、TV放映版はドラマ部分をかなりカットされてテンポの良くなっていることがよくわかった。『レディホーク』は機会があったら、TV放映版を観るぐらいがいいだろう。