ユミコ

カニバル/世界最後の人喰い族のユミコのレビュー・感想・評価

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タイトル通りの作品。
実話を元に映画化されたもので "食人監督" デオダート氏の「食人映画3部作」の中で最初に作られたもの。(食人食人スミマセン笑)

主人公らは飛行機でマニラに向かう途中のフィリピンのミンダナオ島という地に不時着した。ところがこの島は現在も石器時代の生活をしている種族が住んでおり、彼らは地上で最後の人喰い族と言われていた。仲間は次々と殺され、すぐ喰べられてしまった者もいたが、主人公だけが殺される事なく囚われの身となった。
そこでは当然、主人公は地獄の時を過ごす事になり、空腹にも耐えながら、脱出できるタイミングをじっと待っていた…
極度の飢えからか、彼らへの見せしめなのか、果ては主人公も人を喰う…

当然グロ注意。生きたままのワニの解体(中からはワニが丸飲みした鷲の死骸が出てきた)や、殺した人間を切り内臓を取り出し人肉を喰べるなど、その他多くのグロシーンあり。

好きな映画の1つである「美しき冒険旅行」(の「美しい」部分を省いた感じ)を思わせるものがあったりとか、石器時代の人々の実際の生活って、教科書に載っているような小綺麗なものではなく 本作のように言葉によるコミュニケーションが殆ど無かったり、かなり動物に近いものだったのではと気づかされたし、石器時代に生きる過酷さという事を考えさせられたし、そして何より、しっかりしたストーリーもあったので、グロい食人映画として片づけてしまわず、一見の価値ありと思っております。