ごんチキン

グエムル -漢江の怪物-のごんチキンのレビュー・感想・評価

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)
3.5
『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督のモンスター映画です!

韓国 ソウルに流れる川"漢江(ハンガン)"に謎の怪物が現れる。河川敷で売店を営む男 カンドゥの娘 ヒョンソは怪物に拐われてしまう。病院に隔離されたカンドゥは、ヒョンソが下水溝にいることを知るというストーリー

『パラサイト』が微妙だったのですが、本作はまあまあ面白かったですね😅
"たまに入るコメディ"が笑えなくて中途半端💦
ぶっちゃけ「それ必要?」って思っちゃいました…笑

ポン・ジュノ監督って"上下関係"が好きなんですね🤔
金持ちと貧困、地上と地下、アメリカと韓国、人間と怪物…『パラサイト』と『グエムル』に共通点を感じました🙁
上から下を撮るカメラワークもありましたね👍

人間たちが怪物に向かって「これ食え、あれ食え」と川に食べものを投げる…あれこそ、人間による"無意識の上下意識"です😨
誰かが悪いわけではなくて「それが我々、人間の本質なんだ」という描き方はお見事すぎる👏

地下の怪物とヒョンソの"上下二者の同居関係"にも『パラサイト』との共通点を感じます…
どの生物も共存しないと生きていけない🤨
それなのに、そうしない人間たち…愚かです😓

緊急事態宣言が解除されたせいか、マスクをせずに外出する人が目立ってきました😰
この状況、なんとなく『グエムル』に似てるかも?💦

コロナ禍だからこそ、本作で"人間の愚かさ"について考えていただきたいです😣
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