てぃだ

ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォーのてぃだのレビュー・感想・評価

3.0
 二人が袂を分かってからの話が面白かったけど、この二人がどのように出会い、どのように意気投合して批評家から映画製作の道をたどったのかという個人的に一番気になっていた部分はちっとも描かれなかった。共に映画が好きと言う共通項こそあれ、ゴダールはリッチなインテリ出身だしトリュフォーは貧しい家出身だし、そのスタンスはやはり違うものだったからこそ晩年の決別にもつながったはずだし(革命のせいだけではなく)。二人に板挟みになるレオの視点とか興味深い点は多くあったけどね。『男はつらいよ』が終わったら今度はこの二人の作品を一気見してみましょうかね
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