西村大樹

キツツキと雨の西村大樹のレビュー・感想・評価

キツツキと雨(2011年製作の映画)
3.5
映画は魔物なんです。興味がなくても、そこで真剣に虚構を作ろうとする人の姿を見ていると、その姿に惚れてしまい自らもその仲間になりたいと思ってしまう。
本作で描いていることの一端は、それである。自分もその虚構を作る流れに惚れて、いまに至るひとりだから、主人公の気持ちが強くわかった。
で、監督である。たしかに、80年代頭までには、新監督をイビルスタッフはいた。自分もイビられた(笑)でも、最近は助監督経験がない、自主制作映画や異業種の監督も増え、よほどのことがないかぎりイビりはないかと思う。
まぁ、あの性格の監督ならば、自分が助監督なら怒鳴っていたとはおもいますが(苦笑)
西村大樹

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