Otun

ナイアガラのOtunのレビュー・感想・評価

ナイアガラ(1953年製作の映画)
3.1
誠に恥ずかしながら、いい歳して独身でいます。

そしてそんな私を心配してか、有難いことに故郷に住む両親から時々忘れた頃に荷物が送られてきます。
作年末。年末年始は仕事の都合もあり、実家には顔を出せそうにない旨を両親にメールした、その数日後。
わが家に実家から荷物が届きました。

いつ届いても、中身は私の心に染みる物ばかり。
私の愛する、地元福岡のインスタントラーメン、『うまかっちゃん』。
私の愛する、地元の辛子高菜。ゆず胡椒。甥や姪達との写真。
そして、私の観たこともない映画、今作『ナイアガラ』のDVD。

いや、なんでやねん。
いやいや、これ、なんでやねんでしょ。
脈絡なし。福岡出身のなんでやねん。

実家にお礼の電話をした。
ところで、あのナイアガラDVDは何?と聞く。曰く、母。
『あの映画のマリリンモンローは一度観といて損はない』。
なるほど。(余談ですが、私の母は年間私よりも映画館に行く映画好き。若き日のロバートデニーロと、やせてる頃の宅間伸をこよなく愛す)。
な、『ナイアガラ』初鑑賞。


いわゆる世間的な印象のマリリンモンローの魅力がほぼ物語の推進力。
THEセックスシンボル➡➡➡。

ナイアガラの滝を前にしたロッジで起こる男女の愛憎劇。
んー、同じ人間の愛憎劇と言う意味で、一つ前に観た黒澤明の『悪い奴ほどよく眠る』と比較しちゃう。

脚本があまい。効かない無駄な台詞。唐突な、余韻のない編集、演出。
やはりマリリンモンローのパーソナリティーに依存し過ぎ。
中盤。マリリン卒倒での展開も読めちゃうし。
信じられない。大味。


母よ。父よ。
マリリンは確かにセクシーだけど、私はそんなにこれ好きじゃないわ。
あと、関係ないけど地元福岡のインスタントラーメン『うまかっちゃん』、実は今、東京のドンキで売ってるよ。
はい。
まー、どちらも直接は言えませんが。