荒野の森くま

魔像の荒野の森くまのレビュー・感想・評価

魔像(1956年製作の映画)
3.5
前に見た工藤栄一『血文字屋敷』と同じ話、丹下左膳の林不忘が原作で戦前からリメイクしまくりの人気作。
職場で18人の同僚から苛め抜かれた大友柳太朗の侍が城中でイジメの首謀者を殺害、瓜二つ(二役)の浪人 喧嘩屋右近の協力を得て残りの17人を一人また一人と惨殺していく話。
時代劇では死が日常茶飯事で生首投げ込むような殺人鬼の大友にみんなが同情するよう上手に作られている。
最後の大岡裁きに注目!

モノクロ1956年11月28日 公開