"ラヴィ・ド・ボエーム"を観て、すっかりしんみりしてしまったので、カップリングになっていたこちらを続けて観ることに。。
良かったっっ!!
この順番で観るのが、正解♪♪
しんみり→ホカホカ!
1993年、ヘルシンキで行われた(カウリスマキの映画から生まれたフィンランドの)ロックバンド、レニングラード・カウボーイズと旧ソ連赤軍の退役軍人の楽団(アレクサンドル・レッド・アーミー・コーラス・アンド・アンサンブル)による奇跡のジョイントライブのドキュメンタリー。
さながら、フェス?or 対バン?
70,000人の観客が動員されたというから、熱気がすごい!圧巻!!
気になるラインナップは、、
1、フィンランディア
2、レッツ・ワーク・トゥギャザー
3、ヴォルガの舟ひき
4、ハッピー・トゥギャザー
5、デライラ
6、天国の扉
7、哀愁のポーリュシカ・ポーレ
8、カリンカ
9、ギミ・オール・ユア・ラヴィン
10、ジュエリー・ボックス
11、スウィート・ホーム・アラバマ
12、黒い瞳
13、悲しき天使
1曲目は、ロシア側からスタート。
ボーカルのいかにもなバリトン軍服おじさんがめちゃくちゃ上手い!朗々と歌い上げるといった感じで、圧倒的歌唱力!
フィンランドの準国歌的ロシアの圧政への抵抗歌(シベリウス作)を、ロシア側が演奏するという歴史的瞬間!
フィンランドのマスコミは、"和解の象徴"と表現したという。
総勢160名以上で歌い上げるド迫力に、のっけからガッチリ心を掴まれた。。
7、8、12、13あたりは、教科書に出てきたり、流行歌としても耳馴染みがあるものじゃないかな〜
中学時代の音楽の先生がロシアの歌を沢山教えてくれたので、今でも空で歌えるものばかり。
フィナーレの"悲しき天使"は、きっと音楽を聴いたら知ってる人も多いのでは。。
(森山良子がカバーしているよう)
6は言わずと知れたボブ・ディラン先生の
代表曲。ここでそう来るか。。
この曲もベトナム戦争終結のパリ条約の年に出されているから、ドンピシャの選曲!
またまた、大勢で合唱すると素晴らしいんだなぁ。。
だいたい交互に歌っていくスタイルなのだが、時に一緒に歌い、カウボーイズがコサックダンスを踊ったり(あの靴で笑)、民族衣装のダンサー達が入って来たり、もうとにかくホットなステージである事は間違いない!
他にもちょいちょいカウボーイズ達が、かましてくれるから嬉しい♪
(どことなく氣志團っぽい笑)
楽しそう❗️
歴史上、微妙な立ち位置だった国の人々が、これだけ仲良く演奏しているのを観ると、やっぱり音楽って素晴らしいなぁと思う。
いやーー、観て良かった!!
気持ちがアガる!⤴︎⤴︎⤴︎
これは、サントラかBlu-rayほしいなぁ、、カウボーイズの歌も何気に良かったし。
何かのご褒美に♪