麒麟の田村が書いた『ホームレス中学生』の映画化作品です。めっちゃベタなんだけど、ボクはそのベタさに琴線を触れられた口です😀
なんか、実話とは思えない漫画みたいな展開。ある日、突然に家が借金で差し押さえられてホームレスになってしまう話。お父さんは家族を「解散」して、大学生、高校生、中学生の子供たちはそれぞれ自力で生きていくことに。テーマは「家」ですね。ホームレスゆえに。家ってなんだろう?って言う話ですね。そう、ボクらは「あの日」からすでに「家」がなかったんだ……と。
流石に中学生をホームレスとしてほっておくほど日本はヤバい国ではないので、本当のホームレス期間は前半のみ。後半はテーマである「家」ってなんだろう?を主人公が思春期っぽく悩みます。実際に「家」をなくしたことがある人にはグサッと刺さるテーマだと思います。