寿都

狼よさらばの寿都のレビュー・感想・評価

狼よさらば(1974年製作の映画)
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エリートサラリーマン役のブロンソンかっこよすぎで鼻血出た、特に窓際で牛乳飲んでるところが一番かっこよかった!
西部村で観光客に混じってブロンソンがガンマンショーを観ててウケた。本物が観てますよ〜笑

他作品であればブロンソンが銃を持っていることなど当たり前すぎて、銃を所持するに至る背景など考えもしてこなかったことに気付いた。「アメリカと銃」という社会問題の提起になっていて良かった。
兵役拒否者(と訳されていたが正しくは良心的兵役拒否)が主人公の映画も初めて観た気がする。

日本で観るぶんにはブロンソン超かっけぇ、で終わることができるがアメリカでは本当に人狩りをするキチガイが出てきて大問題となったらしい。人を撃ち殺したくてたまらない人間を正当化してしまいかねない困った映画だ。
劇中でブロンソンが逮捕を見逃されるのは馬鹿げたフィクションだと思ったが、実際にこの手の過剰防衛(ですらないが)が許される法律(stand your ground法)が南部で数年前にできたそう…(町山情報) 黒人が簡単に殺されるのもこういった法律が一因なのだろう。
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