たむランボー怒りの脱出

狼よさらばのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

狼よさらば(1974年製作の映画)
3.5
職業柄街を俯瞰で見ていた開発技師のブロンソンが暴漢への怒りから自分の足で都市を歩く人間に変化する。多分街のことをよく知ってるからどのエリアが危険かも分かってて意図的に一人で出没しては暴漢の出現を誘発するブロンソン。出張で訪れた田舎の銃社会と開拓時代由来の自警思想に徐々にハマっていく感じのブロンソンの目の輝き具合が、実家の父親がYouTubeで文字ばかりの動画ばかり見るようになったとかのよくある体験談に出てくるその父親の雰囲気っぽい。ラストのお茶目なバキューンで完全に全ての葛藤がなくなってイッちゃった感じのブロンソン最高。