りょーこ

プラトーンのりょーこのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
4.5
愛するデフォーが戦死する役だし、何より戦争映画は相当覚悟を決めて見ないと後で落ち込むので、買ったのに数年放置していた作品。

で、ドキュメンタリまで全部見て、キツいけど素晴らしい作品だと実感。
役者も脚本も最高☆

CGの少ない戦闘シーン、陣地内でのちょっとした安らぎ、人間模様等、全てが臨場感溢れている。

キャストは撮影前2週間、徹底的な軍事訓練を受けたそうで、軍隊らしい力強さと仲間意識が物凄く伝わってきました。

そして、改めてデフォーの素晴らしさに惚れ惚れ♪
星を眺めたり、煙草を吸う仕草、撃たれる前の悟った笑み、そしてラスト…
本当に良い役者だ~

チャーリー・シーンも物凄いまともだし(笑)、ジョニー・デップもやっぱり素敵だったし、トム・ベレンジャーも悪役がハマってた!!

この作品、オリヴァー・ストーン監督の、ベトナム戦争での実体験に基づいていたんですね。

戦争によって人間がいかに醜く残酷に変わってしまうのか、それを伝える事で戦争の悲惨さを訴えた、世界中の人間必見の作品だと思う。
りょーこ

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