このレビューはネタバレを含みます
戦争映画、特にベトナム戦争物は大抵ドロドロしてるけど、プラトーンもしっかりドロドロしてます。
途中、バーンズが「死ぬって、どういうことか分かるか?」とテイラーに問いただす場面こそ、戦争の本質を突いていると思う。
戦争自体が悪なのだから、もはや戦場で起こっている事の善悪なんてだれも分からない、というか答えなんて無いと思う。
どう判断しても理不尽な結果しか生み出さない事をいちいち葛藤してもしょうがない。
死ぬ時は死ぬし、生き残る時は生き残る。救いなんて無いと改めて感じさせた戦争映画でした。