たぢ

プラトーンのたぢのレビュー・感想・評価

プラトーン(1986年製作の映画)
5.0
ベトナム戦争の実態を新兵クリスの視点から描かれている。
敵は自分の中にいる。
この言葉通り、人格の違いで己のプライドに傷をつけられ復讐と化す。
鬼軍曹バーンズとエリアス軍曹との対立は、お互い本当の敵を見失っていた。それらを見ていた兵士たちも愛と憎悪の戦争で本当の自分探しに混乱し、薬に走るような皮肉なシーンを見た時はとても見苦しかった。

エリアス軍曹の最後はとても気の毒だった。本当の人格に気づいたクリスの成長にもとても共感出来し、バーンズに対して下した決意との葛藤に心惹かれた。
何よりここまで細かく迫力のある映像で成り立っている今作はやはり名作中の名作である。



オリヴァーストーンのこの作品に込めた苦労と熱意は見る人全てに大きな感動を与えたと思う。リアルさを重点において世界の現状に沿って訴えかけるような表現力はとても凄い。
ウィリアムデフォーとてもかっこよかった😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍😍
たぢ

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