ちぇりー

ATOMのちぇりーのレビュー・感想・評価

ATOM(2009年製作の映画)
3.5
昨今の映画化あるあるな“原作レイプ”を懸念していたが、悪くない出来上がりとは感じた。
ただ、自分は原作「鉄腕アトム」は第1巻しか読んでいないニワカなので、原作を愛する人からすると否定したくなる内容かもしれないとは思う。

まさに外国版「アトム」で、分かりやすくテンポが速くハッピーエンドな展開。CGもピクサーテイストなのが良い。

違和感といえば…
①トビー(アトムが人間だった頃の名前)が死んで、ロボットに生まれ変わった自分をすんなりと受け入れた点。超楽観主義な性格なのかもしれない。w
②「ロボットとは戦いたくない」と正義ぶるも、結局いろんなロボットを壊しまくっている点。信念がブレブレ。子供なんてそんなもんかもしれない。w

他にも色々あるが、細かいことを除けばそれなりに楽しめる作品。
あと、手塚治虫が友情出演(?)してる製作陣の遊び心にほっこり。