チーズマン

マイレージ、マイライフのチーズマンのレビュー・感想・評価

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)
4.1
楽しい、大人な映画だなと思う。
割と共感するとこも多く好きな作品。
一般的にちょっとあれだろうけど素敵なやつだな、この主人公。

天職の話、もっと大雑把に言うと生き方の話で、1人の男が自分の役割に気づく話でもいい。

この映画で、企業が言いづらいリストラを会社の代わりに本人に宣告する専門の会社があるのを知った。
ある意味憎まれ役請負人。

とにかく主人公がやさしくて自然に他人を思いやれる人だと思った。
主人公のセリフで、みんな結婚家庭家のローンいろんな物を抱えすぎだ人生においてリュックの中身は軽い方がいいと言っていた割に、皮肉にも自分が身軽な分他の重そうにしてる人の荷物を持ってあげてばかり。なんだかんだで。

あれだけ自由気ままに見えても実際に映画の中で、主人公が自分の為だけにしたことって結果的にほとんど無かったんじゃないだろうか?
この監督の作品はだいたい一周回って元に戻るけど、その中でもこの映画は一周した本人からの景色の変化が一番大きいと思う、天職だと気づくか気づかないままかは大違い。あとリストラ宣告人は実際に相当なスキルがないと務まらない仕事らしい。
雰囲気を含めアレクサンダー・ペイン作品をすごくとっつき易くしたような感じだった。