生活が仕事一色で凝り固まってる時、ちょっと肩の力を抜いて大切なものを見回してみる気づきを与えてくれるような、カジュアルに観れるほっこりお料理ラブストーリー。
料理人としてストイックに腕を磨いてきて、やっと今の高級レストランの料理長の地位を手に入れた主人公ケイト。
仕事ぶりは完璧で、ケイトがいないと厨房は回らない。
休憩時間中も仕事仲間と会話したり賄いを食べたりせずに、1人研究ノートのチェックに没頭。
まさに仕事が人生の全部。
けれど、突然姪のゾーイと同居することになったり、腕は確かだけど型破りなシェフのニックが登場して今までの生活が一変。
ゾーイとの慣れないコミュニケーションに試行錯誤で奮闘したり、自分の地位が脅かされるのではと副料理長の新参者ニックとぶつかりながらその本心に触れていったりと、徐々に気持ちが変化していく。
ゾーイとニックの厨房でのやり取りに心が温まりました。ニックのそんな優しさ見習いたいです。
ケイトもゾーイもニックも、誰が悪いとかないし、それぞれの立場で考えさせられました。
悲しい時はちゃんと悲しんで、楽しい時は思い切り楽しむ。
自分の素直な気持ちを伝えることの大切さや、伝える勇気を出すことの大事さを感じました。
ケイトの終盤のクレーマー対応は痛快でしたw
仕事は人生の全部ではなくて、人生の一部だった。
ハートフルなラストにほっこりでした。
それと、ニューヨークの高級レストランのシェフのお話だけあって、出てくる料理がどれも美味しそうでお腹が空いてしまいましたw
特に、パスタとピザとパンケーキは食べたくなると思います!
★ニューヨーク・マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイトは、どんな仕事も完璧にこなす仕事人間。
しかし、ある日突然姉の一人娘ゾーイを引き取ることになり、なかなかうまく接することが出来ない。
一方、仕事ではケイトと正反対の性格のニックが副料理長として雇われることになり、今まで完璧だった生活がコントロールしにくくなり、、。