イシ

虎鮫島脱獄のイシのレビュー・感想・評価

虎鮫島脱獄(1936年製作の映画)
3.0
結構好き。
リンカーンを暗殺した一味との一人と思われて、ロクな裁判にもかけてもらえず冤罪で終身刑になった主人公のマッド医師。
やー、リンカーン殺した疑いのあるやつなら全員殺しておっけー! みたいなノリまぢ怖すぎ。
連れてかれたのは鮫の泳ぐお堀に囲まれた刑務所。
脱獄しようとしたりもするんだけど失敗。
マッド医師は、彼を逃がそうと監獄に忍び込んでていろいろ手伝ってくれてた使用人の兄やんと一緒に地下独房に捕まってしまった。

さて、どうすんねん。と思ってたら、なんと刑務所内で黄熱病が蔓延しはじめる!! 島に唯一いた医師も感染してもうて、虎鮫島監獄は絶体絶命の危機に・・・。
ここからマッド医師の活躍が始まるーー・・・・!!

っつっても、最初のドラマ部分はなんか綺麗なテンポで流れてくんだけど、脱獄の場面や黄熱病と闘うマッド医師の活躍のところは「いやいやいや」って感じで終わっちゃうなと思った。
まあ細かいとこは置いといて、悪くない印象だったなあと思った。
役者さんはちょっと小物観あったかなあ。なんだあの看守。

キャンホイとしては、最初らへんのとこでモブ白人のおっちゃんが、黒人と白人は平等だーと演説的なことぶったあとに、マッド医師のとこで働いてる兄ちゃんに対してめっちゃ「黒人に俺のもん触らせられるか!」的に叫んでたとこが印象的でした。
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